グリーングリーン


グリーングリーンの早苗ちゃんについて、少し書きたいなと思います。





私なんかが、変なことを言うともったいないので、あまり語らないでおこうとおもいます


そう
グリーングリーンは、隠れた傑作でした





私も、そんなに有名じゃないし、暇だからとやってみました。
しかし、徐々に、このゲームの面白さに気づきました。男キャラの、なんと、個性の強いこと!




そして、最後に、あまり期待していなかった「早苗ちゃん」ルートに。
しかし、このルートやっていなかったら、このゲームの評価は、まるっきり違ったものになっていたでしょう。




このグリーングリーンという作品のテーマ「別れ」の


本当の「別れ」という物を、語っていした。





◆ここからは、ネタバレ注意です。やってから、読んでもらえると嬉しいです。








「早苗ちゃん」ルートやり始めて、すぐに、
早苗ちゃんは、薬を大量に飲んでいました。
ここで、私は、病気に勝ってハッピーエンドか
負けてしまって、バットエンドか、と軽く考えていました。



正直たいしたことないのでは、なんておもっていました



しかし


徐々に、主人公、高崎 祐介に、心を打ち解けていく早苗ちゃん
そして、いよいよ、試験編入も終わりに近づくころ
彼女は、一見突拍子も無い行動をして、祐介は戸惑う



そして、あることが、きっかけで、祐介は、早苗ちゃんは入院が必要だとしり、病院へつれていく
しかし、祐介はなぜか、寮に帰ってしまう(お前、そばについていてやれよ!)



いよいよ、手術目前に、体調をくづす早苗ちゃん
自分の最期がもう目の前に迫り、早苗ちゃんは祐介をPHSで呼ぶ





そう、早苗ちゃんは自分の人生を運命だと、あきらめて、死ぬのが怖くなかった早苗ちゃん


しかし、今では、彼女は、祐介のせいで、
「もっと生きたい」、「死にたくない」と思うようになっていた




そして、自分は、不治の病であること。手術をしても、少しの延命しかできないことを彼女は告白する。
そして、最期に、祐介に前に流れ星に願いをかけた願いごと(祐介と、空いっぱいの星を見たい)を
叶えて欲しいという



祐介は、早苗ちゃんの体に張り付いているチューブを投げ捨てる。
彼女を背負い、前、願い事をした、場所へと進む。



その道の中、彼女は、確実に弱っていく。
そして、先輩ともっと早く出会えていたらといいながらも、体からは、力が抜けていく
祐介は涙を流して、早苗ちゃんに話しかける
彼女は、先輩が泣き止みますように、お願いをしようかなと言う








そして、声もかすれがすれになり、彼女は、必死に祐介に何かを伝えようとする



ずっと言いたくて、言えなかったことを・・・。



しかし、その言葉は、彼女から、話されることなく、







ついに早苗ちゃんは命は尽きてしまう・・・













祐介は、冷たくなっていく早苗ちゃんと一緒に、約束の場へ・・・
祐介は「星の願いは絶対だ」といって、早苗ちゃんと寄り添って涙を流す








しかし、ここでは、終わらないんです


その後、早苗ちゃんから、予約送信メッセージを受け取ります


手術をひかえた彼女は、自分に勇気、希望をもたせるために、
手術後に、祐介に届くようにしていた、過去のメール











そこには、





私が、ずっと言えなかったこと

好きだっていう事を

私は先輩にちゃんと言えていますか


もし、このメールが届いた時、私が貴方のそばにいたら
私を貴方の彼女にしてください



それではまた
会えるといいね




サナエ














正直、私は涙でしっかり読めなかったです(しかも本当はカタガナです)。涙が無くても、読めなかったかもしれません



私も男子寮なので嗚咽を必死で我慢して



エンディンクの「星空」を堪えきれない気持ちでみて


そして
布団の中で泣きじゃくっていました






きっと、彼女は、最期の時、しっかりと祐介の背中にだかれて、
あの笑顔でいたんだと
と私は思いたい



そして、
彼女は、祐介に、
きっと、見つけると約束した星がキレイに見える場所を、
元気な体で、天国で探していることでしょう






そして、


生きるということ

そう
空を見上げれば、星空を、いつでもみれる
だがもし、雲に隠れていても、
私達は、「明日」、星空を見ることができる



あの病院の天井ばかりをずっと見て過ごしていた早苗ちゃんに、
せめて、この星空をあげたい………








早苗ちゃんの話について、



たぶん、私は、少し変わったのかもしれない
何が変わったなんてわからない


泣いたから、変わったのではないのです


切ない悲しみは、いとおしい思いへ


その思いは、いつかきっと、自分の生きる力となると思う
生きたくても生きれない人の分まで、精一杯生きれる力になると、
私は思います。





祐介も、きっと、
早苗ちゃんは元気ないつもの祐介でいてほしいということに気がつき、立ち直ってくれるでしょう………………






ああ、なんか、あまり書かないなんていっていたのに、すいません




…ああ、書いていると………また、涙が………